化粧下地・ファンデーション・フェイスパウダーは、毎回すべて使わなければならないわけではありません。
どこまで整えたいか、どんな仕上がりにしたいかによって、省略できるアイテムは変わります。
「全部重ねるのが正解」と考えるより、その日に必要な役割だけ残すとベースメイクを組み立てやすくなります。
省略できる組み合わせ早見表
| 仕上げ方 | 使うアイテムの例 | 向いている場合 |
|---|---|---|
| 最小限にしたい | 日焼け止めだけ | 肌をほとんど作り込みたくない |
| 軽く整えたい | 日焼け止め → 化粧下地 | 色や質感を軽く整えたい |
| 部分だけカバーしたい | 日焼け止め → 化粧下地 → コンシーラー | ファンデを顔全体に使いたくない |
| カバーしたい | 日焼け止め → 化粧下地 → ファンデ | パウダーを使わず仕上げたい |
| さらっと仕上げたい | 日焼け止め → 化粧下地 → フェイスパウダー | ファンデを省きたい |
| 基本のフルメイク | 日焼け止め → 化粧下地 → ファンデ → 必要ならコンシーラー → パウダー | カバー力や仕上がりを調整したい |
ベースメイク全体の順番を確認したい場合は、ベースメイクの順番完全ガイド|日焼け止め・下地・ファンデ・パウダーはどの順番?でまとめています。
まず「何を省くか」ではなく「何を残したいか」で決める
ベースメイクを減らすときは、アイテム名から考えるより、必要な役割から考えるほうが分かりやすくなります。
たとえば、
- 紫外線対策はしたい
- 肌の色ムラだけ整えたい
- 気になる部分だけ隠したい
- 顔全体をカバーしたい
- ベタつきだけ抑えたい
- ツヤを残したい
など、優先したいことを先に決めます。
その役割に必要なものだけ残せば、無理にすべてを重ねる必要はありません。
化粧下地は省略できる?
化粧下地は、使っている日焼け止めやファンデーションとの組み合わせによっては省略できます。
日焼け止めだけで十分整うなら下地を足さなくてもいい
日焼け止めを塗った時点で、質感や仕上がりに不満がなければ、そのまま次の工程へ進む方法があります。
特に、下地を重ねる目的が特にない場合は、必ず追加する必要はありません。
下地に求める役割があるなら残す
一方で、
- 肌の色味を整えたい
- 毛穴や凹凸をぼかしたい
- ファンデーションの仕上がりを調整したい
など、下地に明確な役割を求めている場合は残します。
日焼け止めだけでメイクする場合については、日焼け止めだけでメイクしていい?下地・ファンデなしの場合で詳しく整理しています。
ファンデーションは省略できる?
ファンデーションも、肌全体をしっかりカバーする必要がなければ省略できます。
気になる部分が少ないならコンシーラーだけでもいい
顔全体をファンデーションで覆わなくても、気になる部分だけコンシーラーで補う方法があります。
この場合は、下地で全体を整えたあと、必要な場所だけコンシーラーを使います。
下地とパウダーだけで仕上げる方法もある
色付きの下地や、肌をある程度整えられる下地を使っている場合は、そのあとフェイスパウダーだけで仕上げる方法もあります。
カバー力よりも軽さを優先したい日に向いています。
ファンデーションを使わずパウダーだけで仕上げる場合は、ファンデーションなしでパウダーだけはOK?順番と仕上がりで詳しく解説しています。
フェイスパウダーは省略できる?
フェイスパウダーは、仕上がりによって省略しやすいアイテムです。
ツヤを残したいなら使わなくてもいい
リキッドファンデーションやクッションファンデーションの質感をそのまま残したい場合は、パウダーを省く選択があります。
顔全体をさらさらにする必要がなければ、無理に重ねる必要はありません。
ベタつく部分だけ使う方法もある
完全に省くと気になる場合は、
- 額
- 鼻まわり
- コンシーラーを重ねた部分
- ベタつきが気になる部分
だけに使えます。
「全顔に使うか、省くか」の二択ではなく、部分使いで調整すると使いやすくなります。
リキッドファンデとの順番や部分使いについては、リキッドファンデとパウダーはどっちが先?基本の順番でまとめています。
目的別に残すアイテムを決める
何を省けばいいか迷ったら、その日の仕上がりから逆算します。
とにかく軽くしたい
肌をあまり作り込みたくない日は、
日焼け止めだけ
または、
日焼け止め → 化粧下地
まででも構いません。
必要なら気になる部分だけコンシーラーを足します。
カバーはしたいけれど厚くしたくない
顔全体を整えたいなら、ファンデーションは残し、下地やパウダーを必要に応じて減らします。
たとえば、
日焼け止め → 化粧下地 → ファンデーション
までで仕上げる方法があります。
ベタつきだけ抑えたい
カバー力は必要なく、表面のベタつきだけ調整したい場合は、
日焼け止め → 化粧下地 → フェイスパウダー
のように、ファンデーションを省く方法があります。
気になる部分だけ隠したい
顔全体へファンデーションを塗る必要がない場合は、
日焼け止め → 化粧下地 → コンシーラー
のように、部分的なカバーだけに絞ります。
省略するときに気をつけたいこと
アイテムを減らすときは、単純に工程を抜くだけではなく、抜いたアイテムが担当していた役割を確認します。
日焼け止めを省くかどうかは別で考える
下地・ファンデーション・パウダーは仕上がりに応じて減らせますが、日焼け止めは目的が異なります。
ベースメイクを軽くしたいからといって、仕上げ用のアイテムと同じ感覚で省略を考えないほうが整理しやすくなります。
1つ減らしたぶん別のアイテムを厚くしすぎない
たとえばファンデーションを省いたからといって、コンシーラーを顔全体へ広く塗ると、結果的に重い仕上がりになることがあります。
省略するときは、残したアイテムも必要な範囲だけに使います。
商品ごとの使い方がある場合はそちらを優先する
下地不要タイプ、パウダー不要タイプなど、商品によって推奨される使い方は異なります。
使用方法が指定されている場合は、その説明を確認してください。
重ねすぎが気になるなら「1工程減らす」から試す
ベースメイクが厚く見える場合、最初から大きく工程を変える必要はありません。
まずは、
- 下地を減らせるか
- ファンデーションを部分使いにできるか
- パウダーを全顔ではなく部分使いにできるか
のどれか1つを見直します。
一度に複数の工程を変えるより、「どれを減らすと仕上がりがちょうどよくなるか」を確認しやすくなります。
重ねすぎを防ぐ考え方は、ベースメイクを塗りすぎない順番|重ねすぎを防ぐ考え方で詳しく解説しています。
必要な役割だけ残せば全部使わなくてもいい
下地・ファンデーション・フェイスパウダーは、それぞれ役割が異なります。
そのため、「どれを省いてもいいか」に一律の答えがあるわけではありません。
軽く仕上げたいなら工程を減らし、カバーしたいならファンデーションやコンシーラーを残す。ベタつきが気になるならパウダーを必要な部分だけ使う。
このように、その日に必要な仕上がりから使うものを選ぶと、無理なくベースメイクを減らせます。

