リキッドファンデとクッションファンデは、どちらもベースメイクで使うファンデーションですが、使いやすさや選び方には違いがあります。
自分で使う量や仕上がりを調整したいならリキッドファンデ、手早く使いたい・持ち歩きやすさを重視するならクッションファンデを選ぶと考えると分かりやすいでしょう。
ただし、仕上がりは商品によって異なるため、「リキッドは必ず厚い」「クッションは必ず薄い」といった決め方はできません。
この記事では、リキッドファンデとクッションファンデの役割、仕上がり、使う場面、併用の考え方を整理し、どちらを選べばよいかを分かりやすく紹介します。
リキッドファンデとクッションファンデの違いは?
大きな違いは、ファンデーションそのものの役割ではなく、中身の状態と容器・使い方の形式にあります。
リキッドファンデは液状のファンデーションを必要な量だけ取り出して使うタイプです。
一方、クッションファンデはクッションに含ませたファンデーションを専用のパフなどで取って使います。
| 項目 | リキッドファンデ | クッションファンデ |
|---|---|---|
| 役割 | 肌の色や質感を整えるファンデーション | 肌の色や質感を整えるファンデーション |
| 使い方 | 必要な量を取り出して塗る | クッションからパフなどで取って塗る |
| 量の調整 | 自分で細かく調整しやすい | パフに取る量を調整して使う |
| 使う場面 | 仕上がりを考えながら丁寧に使いたいとき | 手早くベースメイクを仕上げたいとき |
| 持ち歩き | 容器によって持ち歩きやすさが異なる | パフとケースが一体になっていて持ち歩きやすいものが多い |
つまり、どちらが「ファンデーションとして上」なのではなく、使い方や重視したいポイントによって向いているタイプが変わると考えるのが基本です。
ベースメイク全体の中で、それぞれのアイテムをどう選ぶかを整理したい場合は、コスメの使い分け辞典も参考にできます。
リキッドファンデはどんなときに選ぶ?
リキッドファンデは、使う量や塗り方を自分で調整しながら仕上げたいときに向いています。
必要な量を手に取ってから使えるため、少量から試したり、部分的に重ねたりしやすいのが特徴です。
「今日は薄めに仕上げたい」「もう少しファンデーションを足したい」など、仕上がりを自分で調整したい人はリキッドを選ぶと使いやすいでしょう。
また、スポンジやブラシなど、好みの道具を使って仕上げ方を変えやすい点もあります。
クッションファンデはどんなときに選ぶ?
クッションファンデは、ベースメイクを手早く仕上げたいときや、持ち歩きやすさを重視するときに向いています。
専用のパフでクッション部分からファンデーションを取って使うため、必要な道具がまとまりやすく、外出先でも使いやすいのが特徴です。
忙しい朝にできるだけ工程を増やしたくない場合や、コンパクトな形で持ち歩きたい場合には候補にしやすいでしょう。
ただし、クッションファンデにもさまざまな仕上がりの商品があるため、「クッションだから必ずツヤが出る」「必ず軽い仕上がりになる」とは限りません。
仕上がりでリキッドとクッションをどう使い分ける?
自分で使う量を細かく調整したいならリキッド
使う量を自分で取り分けて調整したいなら、リキッドファンデが使いやすいでしょう。
少量から始めて必要なところだけ重ねるなど、塗る量を自分で決めやすいのがポイントです。
手早くベースメイクを仕上げたいならクッション
できるだけ手早くファンデーションを塗りたい場合は、クッションファンデが候補になります。
ケースとパフをまとめて使えるため、使う道具を増やしたくない人にも向いています。
仕上がりの好みを優先するなら商品ごとに選ぶ
仕上がりについては、リキッドかクッションかだけで決めないことも大切です。
同じリキッドファンデでも、ツヤのある仕上がりやマット寄りの仕上がりなど違いがあります。クッションファンデも同様です。
そのため、「リキッドだからこの仕上がり」「クッションだからこの仕上がり」と決めつけず、商品ごとの特徴を見るのが基本です。
リキッドファンデとクッションファンデは併用できる?
リキッドファンデとクッションファンデは、どちらもファンデーションなので、基本的には同じ役割のアイテムを重ねて使う必要はありません。
2種類を持っている場合は、同じ日に必ず併用するのではなく、使う場面によって選び分ける考え方が分かりやすいでしょう。
たとえば、仕上がりを調整しながらメイクしたい日はリキッド、手早く仕上げたい日はクッションというように、目的に応じて使い分けられます。
ファンデーションの種類そのものの違いをさらに比較したい場合は、BBクリームとファンデーションの違いも参考になります。
どちらか一つだけ選ぶなら?
仕上がりや使う量を自分で調整したいならリキッドファンデ、手軽さや持ち歩きやすさを優先するならクッションファンデを選ぶと考えやすいでしょう。
| 重視したいこと | 向いているタイプ |
|---|---|
| 使う量を細かく調整したい | リキッドファンデ |
| 塗り方を自分で工夫したい | リキッドファンデ |
| 手早く仕上げたい | クッションファンデ |
| 持ち歩きやすさを重視したい | クッションファンデ |
| 仕上がりを最優先したい | 商品ごとの特徴を比較して選ぶ |
「どちらが優れているか」ではなく、自分がファンデーションに何を求めるかで決めると、選びやすくなります。
リキッドファンデとクッションファンデの使い分けに迷ったら?
迷ったときは、まず「丁寧に仕上がりを調整したいか」「手早さを優先したいか」を考えてみましょう。
前者ならリキッドファンデ、後者ならクッションファンデが選択肢になります。
ただし、仕上がりの違いは商品によって変わるため、ツヤ・マットなどの好みがはっきりしている場合は、タイプだけでなく商品ごとの仕上がりも確認すると選びやすくなります。
また、ファンデーションとフェイスパウダーなど、別のベースメイクアイテムとの役割まで含めて考えたい場合は、フェイスパウダーとパウダーファンデの違いもあわせて確認すると整理しやすくなります。
リキッドファンデとクッションファンデは、どちらもファンデーションとして使うアイテムです。
量や仕上がりを調整しながら使いたいならリキッド、手軽さや持ち歩きやすさを重視するならクッションという基準から、自分の使う場面に合うほうを選びましょう。

