最近は「070」で始まる電話番号からの着信で警察を名乗るケースが報告されています。
ここでは、警察からの連絡と思しき着信があった際の適切な対応方法と、電話詐欺を防ぐための対策を紹介します。
070から始まる番号で警察からの着信？確認しておきたいこと
詐欺電話の見分け方
電話による詐欺の一つに、警察を装ったものがあります。
これは、振り込め詐欺などで被害者に警察官を名乗り、不安を煽ってお金を振り込ませる手口です。
電話で金銭や銀行口座について話題が出る場合は、特に注意が必要です。不審に思ったら、すぐに信頼できる人に相談しましょう。
着信があったら確認すべき情報
警察からの連絡だと言われた場合、次の4点を必ず確認しましょう。
- 相手の名前
- 所属（警察署名と部署名）
- 電話番号
- 用件
もし疑念がある場合は、相手が提供した番号ではなく、自分で調べた警察署の公式番号に直接電話し、電話の相手が提供した電話番号の確認をすることが重要です。
警察の電話番号の特徴とは
警察署からの正式な連絡は、一般的に固定電話の番号を使用しますが、末尾が地域によって異なることがあります。
例えば、多くの地域では末尾が「0110」で終わる番号が多いですが、例外も存在します。」また、稀に携帯電話からの連絡がある場合もあります。
不在着信があった場合、留守電にメッセージがなくても、正しい警察署に連絡して確認することが大切です。
不在着信の取り扱い方
警察からの着信と思われる場合でも、特に心当たりがない時は無視せず、用件を聞くことが推奨されます。
場合によっては、緊急の連絡や重要な事柄に関するものかもしれません。
一度、確認のために公式の警察署に連絡を取ることが安全です。
電話の録音は許されるか
警察からの電話を録音することは、法的に問題ありません。
特に、内容に疑問を感じた場合や、後での確認が必要な場合には、録音が有用な証拠となり得ます。
不審な電話であった場合、その録音をもって警察に相談することも可能です。
自己防衛のためにも、適切な対応を心がけましょう。
070の警察を名乗る電話詐欺から身を守るための具体策
電話詐欺は巧妙な手口で多くの人を騙し、被害に遭わせています。
自宅の電話だけでなく、携帯電話に対しても警戒が必要です。
以下に、電話詐欺を未然に防ぐための対策をご紹介します。
固定電話に出る際の基本ルール
着信番号の確認
電話に出る前には、常に着信番号を確認しましょう。
警戒心を持つ
電話に出る際はいつでも警戒心を持って対応してください。
金銭に関する話題に注意
お金に関する話が出たら、直ちに詐欺を疑いましょう。
疑わしい電話はすぐに切断
詐欺の可能性がある電話はすぐに切り、110番や信頼できる第三者に相談してください。
電話機の機能を活用する
詐欺被害を防ぐ上で、技術的な対策も有効です。
特に、迷惑電話防止機能付きの電話機は、犯罪者にとって大きな抑止力となります。
このような電話機は、着信時に自動的に「通話内容が録音されます」といった警告音を流し、通話を録音する機能を有しています。
犯罪者は自分の声が録音されることを嫌うため、詐欺行為を思いとどまらせることが期待できます。
家族への意識啓発
自宅の電話だけでなく、家族への注意喚起も重要です。迷惑電話防止機能付きの電話機をプレゼントとして贈ることで、家族を詐欺被害から守ることができます。特に高齢の家族がいる場合は、詐欺の手口について話し合い、対策を講じることが大切です。
電話詐欺は常に進化しており、私たちも対策を更新し続ける必要があります。上記のような基本的な対策を心掛け、自分自身と大切な人を守りましょう。
