PCで「広」の旧字体「廣」および異体字「广に黄」「厂に黄」をどう表示するか

雑学

2024.09.07

「広」は日常的に使われる漢字で、その旧字体や異体字の表示方法が知りたい方も多いでしょう。

旧字体の「廣」はキーボードで「ひろ」と入力して変換することで選択可能です。

異体字「广に黄」は「廣」のフォントスタイルを変更してアクセスし、「厂に黄」は特定の文字コード「2a813」を入力後、「F5」キーを押すことで画面上に表示できます。

この記事では、これらの旧字体や異体字をPCで簡単に入力・表示する方法を具体的にご紹介します。

PCで「広」の旧字「まだれに黄」を表示する方法

「広」の旧字「廣」やその異体字である「まだれ（广）に黄」は、PC上で同じ漢字として認識されています。

これらは、特定のフォント変更を行うことで表示できます。

まず、「廣」という旧字体をPCで表示させる手順は次の通りです。

キーボードで「ひろ」と入力し、変換オプションから「廣」を選択します。

次に、この文字のフォントを変更することで「まだれに黄」の表示が可能になります。

具体的には、「廣」を選択した状態で、例えば「SimSun」や「NSimSun」など、異体字をサポートするフォントに変更します。

主に使用されるフォントには以下があります。

これらのフォントは、WordやExcel、Googleドキュメントなどのアプリケーションで簡単に設定可能です。

フォント選択はアプリケーションのメニューバーから行えます。

異体字を含む文書を作成する場合は、いくつかのフォントを試して、最適な表示を探ることが推奨されます。

「広」の異体字である「がんだれ（厂）に黄」をパソコンで表示する方法をご紹介します。

異体字は外見が異なるものの、読みや意味は元の漢字と同じです。

この字は、「廣」のフォント変更による「まだれに黄」とは違い、特定の手順が必要です。

「がんだれに黄」を表示するには専用の文字コード「2a813」を使用します。

例えば、Microsoft WordやExcelでこの文字を表示するためには、まず「2a813」と入力し、その後すぐにEnterキーを押さずに「F5」キーを押します。

これにより文字が画面に現れます。

入力は全角モードで行うことが推奨されます。

「がんだれに黄」を頻繁に使用する場合は、ユーザー辞書への登録が便利です。

これにより、入力の際に迅速に変換候補として選択可能になります。

単語登録の手順は以下の通りです。

タスクバーにある「あ」または「A」のアイコンを右クリックし、「単語の登録」を選びます。
開いたダイアログボックスにて、「単語（D）」欄に「がんだれに黄」と入力します。ここで「2a813」と入力し、「F5」を押した後、表示された文字をコピー＆ペーストする方法もあります。
「よみ（R）」欄には、この漢字の読みである「ひろ」を入力します。
「登録（A）」ボタンをクリックして単語の登録を完了します。

これにより、「ひろ」と入力する際に自動的に「がんだれに黄」が変換リストに現れるようになり、入力が格段に楽になります。