マットとツヤで迷ったときは、顔全体をどちらか一方にそろえる必要はありません。
基本は、崩れやテカリを抑えたい部分はマット、立体感やみずみずしさを出したい部分はツヤと考えると使い分けやすくなります。
ベースはマット、チークはツヤ、リップはその日の仕上がりに合わせるなど、パーツごとに分けても構いません。
マットとツヤを使い分ける基本手順
迷ったときは、次の順番で決めると分かりやすくなります。
- テカリや崩れが気になる部分を確認する
- ツヤを出したい部分を決める
- ベース・チーク・リップを別々に考える
- 全部を同じ質感にそろえない
- 最後に顔全体のバランスを見る
最初から「今日はマットメイク」「今日はツヤメイク」と決めなくても大丈夫です。
パーツごとに必要な質感を選ぶほうが、仕上がりを調整しやすくなります。
ベースメイクは崩れやすさと見せたい質感で決める
ベースメイクでは、顔全体の質感を大きく左右します。
そのため、まずはテカリや乾燥など、普段気になりやすい部分から考えます。
テカリや崩れを抑えたい部分はマット寄り
額や鼻まわりなど、時間が経つとテカリやすい部分は、マット寄りに仕上げる方法があります。
フェイスパウダーを部分的に使うだけでも、ツヤを抑えやすくなります。
顔全体をマットにする必要はなく、崩れやすい部分だけ質感を変えても構いません。
立体感を残したい部分はツヤを残す
頬など、光が当たったときに立体感を出したい部分は、ツヤを残す方法があります。
ベースメイク全体をツヤ仕上げにしなくても、必要な場所だけツヤを残せます。
マットとツヤを部分ごとに分けると、顔全体が同じ質感になるのを避けやすくなります。
チークは発色と立体感で使い分ける
チークは、色だけでなく質感でも見え方が変わります。
マットとツヤのどちらを選ぶかで迷ったら、色をどのように見せたいかで考えます。
色をしっかり見せたいならマット
マットなチークは、ツヤよりも色そのものを見せたいときに使いやすい質感です。
頬に色を足したいときや、落ち着いた仕上がりにしたいときに選びやすくなります。
また、ベースメイクにツヤがある場合は、チークをマットにしてバランスを取る方法もあります。
ツヤと立体感を足したいならツヤ系
ツヤのあるチークは、色だけでなく光の反射も加わります。
頬に立体感を出したいときや、みずみずしい印象に仕上げたいときに使いやすくなります。
ただし、ベースやハイライトにもツヤが多い場合は、重ねすぎると全体のツヤが強く見えることがあります。
リップは色の強さと仕上がりで決める
リップでは、同じ色でもマットとツヤで印象が大きく変わります。
その日のメイク全体を見ながら選ぶと使い分けやすくなります。
色をはっきり見せたいならマット
マットリップは、ツヤを抑えることで色が目立ちやすくなります。
口元を主役にしたいときや、落ち着いた印象に仕上げたいときに使いやすい質感です。
アイメイクやチークにツヤがある場合でも、リップをマットにすると全体をまとめやすくなることがあります。
軽さや立体感を出したいならツヤ
ツヤのあるリップは、光を反射することで唇に立体感を出しやすくなります。
口元をやわらかく見せたいときや、軽い仕上がりにしたいときに使いやすい質感です。
色が強いリップでも、ツヤのあるタイプを選ぶと印象が変わることがあります。
マットとツヤは同じ顔の中で組み合わせていい
質感を使い分けるときは、「全部マット」「全部ツヤ」にそろえるより、パーツごとに役割を分ける方法があります。
ベースをマットにしてポイントだけツヤを足す
ベースメイクは崩れにくさを重視してマット寄りにし、チークやリップだけツヤを加える方法があります。
顔全体のテカリを抑えながら、必要な部分には立体感を残せます。
ベースにツヤがあるならポイントメイクを抑える
ベースメイクに十分なツヤがある場合は、チークやリップをマット寄りにする方法もあります。
すべてのパーツにツヤを足すより、どこを目立たせるか決めたほうが全体のバランスを取りやすくなります。
1か所だけ質感を変える
マットとツヤを混ぜるのが難しい場合は、まず1か所だけ変えてみます。
たとえば、
- ベースはいつも通りでリップだけマット
- ベースはマットでチークだけツヤ
- リップはツヤ、チークはマット
のように、1つだけ質感を変えると違いを確認しやすくなります。
迷ったときは「抑える場所」と「光らせる場所」を決める
マットとツヤの使い分けで迷ったら、どこを抑えて、どこを光らせたいかを考えます。
テカリに見せたくない場所はマット
額や鼻まわりなど、皮脂によるツヤが気になりやすい部分は、マットに寄せると調整しやすくなります。
ただし、顔全体を均一にマットにする必要はありません。
高く見せたい場所にはツヤを残す
頬など、立体感を出したい部分にはツヤを残す方法があります。
質感を分けると、マットとツヤの両方を同じメイクの中で使えます。
仕上がりが強すぎるときは質感を減らす
マットもツヤも、重ねすぎると仕上がりが強くなることがあります。
その場合は、別の質感へ全部変えるのではなく、使う量や範囲を調整します。
マットすぎるなら一部にツヤを足す
顔全体が平坦に見えると感じる場合は、チークやリップなど一部にツヤを足します。
ベースメイクを全部やり直す必要はありません。
ツヤが強すぎるなら部分的に抑える
ツヤが多く見える場合は、額や鼻まわりなど必要な部分だけパウダーで抑えます。
ツヤを全部消すのではなく、残したい場所と抑えたい場所を分けると調整しやすくなります。
マットとツヤはパーツごとに使い分ければいい
マットとツヤは、どちらか一方を選ぶ必要はありません。
- テカリを抑えたい部分 → マット
- 立体感を出したい部分 → ツヤ
- 色をはっきり見せたい → マット
- 軽さやみずみずしさを足したい → ツヤ
- 全体が平坦に見える → 一部にツヤを追加
- ツヤが強すぎる → 必要な部分だけマットにする
ベース・チーク・リップを別々に考えると、質感を決めやすくなります。
「マット派かツヤ派か」で決めるより、そのパーツをどう見せたいかで選ぶほうが、毎日のメイクでは使い分けやすくなります。

