電話番号の先頭が0120や0800となっていることをよく見かけるかと思います。
皆さんは0120がフリーダイヤルであることはご存知かもしれませんが、0800番号が何を示しているのかご存じですか?
この記事では、0120と0800の番号の違いや、そもそも0800番号が何なのか、これらの番号が安全かどうかについて詳しく解説していきます。
0120と0800の違い
0120や0800の番号からかかってくることがありますが、これらの番号にはどのような違いがあるのでしょうか。
その疑問について詳しく調査しました。
0800とは?
0120と0800の番号は、どちらもフリーダイヤルであることが分かりました。
これらの番号間に特に大きな違いは見つかりませんでした。
なぜ異なる番号が存在するのか
では、なぜ0120と0800の番号が異なるのでしょうか。
その背景には、歴史的な理由があります。
最初にフリーダイヤルとして存在したのは0120でしたが、企業の利用増加に伴い、1997年から新しく11桁の0800番号が導入されました。
両者の主な違いは、桁数が10桁か11桁かという点に限られます。
0570番号とは何か
また、0120や0800と似た番号で、0570からの着信もあるかもしれません。
この0570は、フリーダイヤルではなく、ナビダイヤルと呼ばれる有料の電話番号です。
0570番号からの通話は、発信者が料金を支払う必要があります。
フリーダイヤルの料金システムを解説
フリーダイヤルへの応答時の料金体系について解説します。
理解すれば、電話に安心して応答できるでしょう。
電話会社によるフリーダイヤルの種類の違い
0120と0800はどちらもフリーダイヤルですが、発信する電話会社によって名称が異なることがあります。
例えば、NTTコミュニケーションズは「フリーダイヤル」、KDDIは「フリーコール」などといった具合です。
各社には基本料金や通話料が設定されており、これらの料金は発信側が支払うものです。受信側は料金の心配は無用です。
フリーダイヤルの通話は発信・受信ともに無料
フリーダイヤル番号にかける際も受ける際も、通話料はかかりません。
これは番号を保有する側がすべての通話料を負担しているためです。
0570番号への通話は発信時に料金発生
一方で、0570番号への通話は発信側に料金がかかります。
通話料はフリープラン等に加入していても支払う必要があります。
最近、通販の連絡先などでこの番号がよく使われています。
私自身も、最近の通販購入時に0570番号が携帯からの通話料金がかかることを確認しました。
フリーダイヤルの活用理由について
フリーダイヤルの利用目的を考察してみましょう。
受信する電話の内容を理解すれば、不安なく電話に出られます。
通信販売での活用
インターネット通販が増えた今でも、電話注文は重要な役割を果たしています。
特にスマートフォンが普及する前は、電話注文が一般的でした。
加えて、購入後のフォローアップや追加注文の提案も電話で行われることが多いです。
最近も、以前試しに購入した商品に関するフリーダイヤルからの問い合わせを受けました。
保険の勧誘利用
フリーダイヤルは保険の勧誘にもよく使われます。
例えば、クレジットカードを作る際に登録した携帯電話番号から、保険関連の勧誘が頻繁にかかってくることがあります。
これは一般的な現象で、多くの人が同様の経験をしているようです。
詐欺に悪用されるケース
最も注意すべきは、特殊詐欺などの犯罪にフリーダイヤルが利用されるケースです。
携帯電話番号と異なり、フリーダイヤルは発信元を特定しにくいため、詐欺師に利用されやすいです。
不審に思ったら、受信した番号を検索して確認することが重要です。
電話番号の検索方法や着信拒否の設定方法については、こちらの記事をご覧ください。
【参考記事】知らない番号からの電話をネットで調べる方法。Webサイト「電話帳ナビ」
0120と0800番号の特徴と注意点
0120と0800の番号はどちらも同様にフリーダイヤルですが、具体的な違いについて解説します。
また、通話料金に関する誤解や、これらの番号を利用した勧誘・詐欺の可能性についても触れます。
0120番号は広く使用されるようになったため、新たに0800番号が導入されました。
どちらも基本的には同じフリーダイヤルで、通話料金は発生しません。
しかし、これらの番号が営業や詐欺目的で使われるケースもありますので、注意が必要です。
また、0570番号については、0120や0800とは異なり、ナビダイヤルと呼ばれる有料のサービスです。
このため、これらのフリーダイヤル番号とは完全に異なるものと理解してください。
フリーダイヤルであっても、無用なトラブルを避けるために不安を感じた場合は応答を控えることも大切です。