雪の日にレインブーツを履くことは、足元の濡れ防止として一般的ですが、「雪で滑りやすいかも？」という心配が生じることもあります。
確かに、レインブーツは主に雨の日用に設計されており、撥水性や防水性に優れていますが、滑りにくさに特化したものは少ないのが実情です。
通常の購入時には、滑り止め加工やソールの形状を細かくチェックすることは難しいでしょう。
しかし、雪の日の歩行では、これらの要素が大切になります。
そこで、今回は雪道で滑りにくいレインブーツの選び方、そして雪道歩行時のポイントを紹介します。
これらの情報を参考に、安全に雪道を歩くための準備をしましょう。
レインブーツは雪で滑らない？滑る？
レインブーツが雪道で滑るかどうかは、主に素材と滑り止め加工の有無によります。
滑り止め加工が施されたレインブーツなら、雪道でも滑りにくい特性を持っています。
しかし、すべてのレインブーツに滑り止め加工が施されているわけではないため、自分のレインブーツを事前にチェックすることが大切です。
新しくレインブーツを購入する際には、滑り止め加工の有無を確認することをおすすめします。
雪があまり降らない地域に住んでいる方は、スノーブーツの代わりに滑り止め加工のあるレインブーツが便利です。
ただし、滑り止め加工がないレインブーツを雪道で使用する場合、まだ歩かれていない道では滑りにくいかもしれませんが、踏み固められた雪の道では滑りやすくなる可能性がありますので、注意が必要です。
レインブーツを雪道で滑らないようにするポイント
レインブーツ（長靴）で雪道を歩くときは、転ばない注意が必要です。
そのためには、次の2つのポイントがあります。
歩き方のコツ
まずは、地面をしっかりと踏みしめ、小幅でゆっくり歩くことが重要です。
普段の歩き方とは異なり、慎重な歩行が必要となります。
特に、滑りやすい雪道では、体のバランスを保ちやすくするためにも、小幅でゆっくり歩くことが効果的です。
また、誰も歩いていない新雪の道を選ぶと滑りにくいです。たくさんの足跡がある道は滑りやすいことも多いため、注意が必要です。
滑り止め加工の有無 レインブーツに滑り止め加工がされている場合は雪道での滑りにくさが向上します。
しかし、加工されていない場合は特に滑りやすいため、注意しましょう。
寒さ対策
レインブーツはスノーブーツと異なり、保温性に欠けることがあるため、厚手の靴下を着用することをおすすめします。
また、歩行時に力を入れるため、ジャストサイズのレインブーツが力を入れやすく、保温性も向上します。
まとめ
雪道での歩行には、滑り止め加工されたレインブーツが大いに役立ちます。
このようなレインブーツを履き、ベタ足でゆっくりと歩くことで、滑りにくく安全に歩くことができます。
しかし、滑り止め加工があるからと言って油断は禁物です。
雪道を歩く際の注意点をしっかり守り、安全に歩くことを心掛けましょう。
最近は、雪の降らない地域でも積雪が見られることが増えています。
皆さんも雪道を歩く際には十分に注意してくださいね。
安全な歩行のために、この情報がお役に立てば幸いです。
